紗張り(メッシュ張り)

紗張りとはシルクスクリーンの版にメッシュを張ることを言います。


少し大型の機材を使用してメッシュ張りをすれば早いですが

自分の腕を磨く意味でも自ら仕上げています。


過去に私を悩ませたのが、木枠のテンションの張り加減や

自然の木の反り等による枠のアンバランス仕上がりでした。

簡単に言うと、版を置いたとき端と端を抑えると左右対称ではないのでカタカタと音が..

特に版が平面になっていないと、今までの苦労が水の泡、インクがちゃんとのらないところ

のるところなどができ、よく泣いていました。


個人的には写真のアルミ製をお勧めします、確かに木材よりも高いですが

印刷は正確性が最終の出来上がりに大きく差がでると思っています。

もし、テンションを張る機器があれば木枠でも何の問題もなく使用できます。

メッシュをキャンバス張りの道具を使って手で張ると、力の加減で

木が反ってしまう可能性もあるので気を付けて下さいね。


私と一緒に職人を目指す人は是非 ”楽しみながら” 木枠にも挑戦してください。

失敗無くして成功は無い!もっともっと技術を磨いてより良い物を

作り続ける!人生はチャレンジの繰り返しだ!ってね。


以下の楽天で購入できるアルミ枠は使用はしていませんが

色々な目安にしてみて下さい。今度、私が使用している枠も紹介しますね。

COCO

Marnie Clouds (マーニー・クラウズ)はシルクスクリーンプリントをはじめとする”楽しい”を発掘するデザインアートワークショップ

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